ソラナが今週、2026年2月3日以来初めて100ドルの大台を回復した。仮想通貨市場全体の上昇に乗る形で、トレーダーが注視するあらゆる主要テクニカル水準を上抜けた格好だ。SOLは過去1週間で約25%上昇し、その過程で20日、50日、100日、200日の各移動平均線をすべて突破した。一度きりの急騰というより、短期トレンドの明確な転換を示すサインとして受け止められている。
今回の値動きは単なる思惑買いにとどまらない。上昇局面では現物ソラナETFにも新規資金が流入し、ある取引日には1460万ドルという7月末以来最大の日次流入を記録した。価格の動きとは独立して追跡されているこの資金フローのデータは、今回の上昇の一部が純粋なデリバティブのレバレッジではなく、機関投資家など配分側の買いによって支えられていることを示唆している。
2年間眠っていたクジラが底値を的中
今回の上昇局面の初期には、オンチェーン上で興味深い動きも確認されている。2年間取引履歴のなかった投資家が、ブレイクアウトの3日前に4万7535SOL、日本円にして約3.6億ドル相当を買い増していたのだ。その後SOLは数日のうちに20%を超える急騰を見せており、オンチェーン分析勢はこのウォレットが底値を正確に捉えたのは今回が2度目だと指摘している。
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過熱感は強いが、上昇余地はまだ残る
これだけ急速な値動きの結果、ソラナの日足RSIは81.74まで上昇し、深い過熱圏に突入した。過去には、この水準に達した後に短期的な調整が入るケースが多い。実際、同じ週にビットコインが同様の過熱水準までショートスクイーズで急騰した後、数日のうちに急反落した例もあり、今回のソラナと重なる部分が大きい。ソラナが同じ展開をたどるか、それとも上昇を維持できるかは、ETFへの資金流入が価格の勢いに追いつけるか、あるいは今回の動きが市場全体のスクイーズに便乗したレバレッジ主導の買いに過ぎなかったのかにかかっていそうだ。