Bitrueは今週、デリバティブプラットフォームに新たなUSDT建て無期限先物契約を2銘柄追加した。ひとつはRobinhood Chain関連のミームトークンPIPEDOGに連動するPIPEDOGUSDT、もうひとつはBitrueがAIとWeb3を掛け合わせたプロジェクトと位置づけるDOSに連動するDOSUSDTだ。両銘柄は、同取引所が先物プラットフォーム向けに発表した3銘柄のロールアウトの一部であり、レバレッジを使って取引できる中小型トークンのラインナップを広げるものとなる。
PIPEDOGUSDTは協定世界時12時に取引を開始し、レバレッジは最大10倍。現物市場に同水準の証拠金取引を求めることなく、Robinhood Chainのミーム資産エコシステムに連動するトークンへのエクスポージャーをトレーダーに提供する。
高レバレッジのアルトコイン・デリバティブへの積極展開
少し遅れてDOSUSDTも登場し、最大20倍のレバレッジを提供する。BitrueはこのトークンをAIとWeb3インフラの交差点に位置づけており、両テーマは同取引所の先物ボードでも今年最も活発に取引されているナラティブの一つだ。このレバレッジ上限の高さは、中堅取引所の間に広がるパターンを映し出している——新興トークンの現物流動性で競うのではなく、レバレッジを効かせたデリバティブを真っ先に提供しようとする動きが加速しているのだ。投機的な需要が厚みのある板よりも先に到来するという読みに賭けている格好だ。
この競争は、個人投資家の先物取引量を奪い合う取引所間の争いを一段と激化させている。特にトレンド性のあるナラティブに紐づくトークンでは、多額の現物資金を投じることなく大きなエクスポージャーを取りたいというトレーダーの需要が強い。
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トレーダーが引き受けるトレードオフ
薄商いのトークンにおけるレバレッジは、諸刃の剣だ。流動性の低い資産の無期限契約は、大型銘柄に比べて値動きが荒くなりやすく、清算の連鎖も起こりやすい。まとまった規模の注文一つで原市場を大きく動かし、強制決済の連鎖を引き起こすのに十分な場合があるからだ。Bitrueの上場発表では、ロールアウトの3銘柄目の正体は明らかにされていないが、確認済みの2銘柄だけでも、同取引所の高リスク・高レバレッジ商品ラインナップの顕著な拡大を示している。