Bitrueが、Cisco($CSCOUSDT)とMarvell($MRVLUSDT)を対象とする株式パーペチュアル先物を追加した。この2銘柄はAIネットワーキング関連のインフラを手がける企業で、ユーザーは暗号資産取引と同じインターフェース上で、レバレッジをかけたロング・ショートのポジションを直接取れるようになる。Bitrueは今回の上場を両社の決算発表のタイミングに合わせており、いずれも今四半期注目すべきAIインフラ関連銘柄として位置づけている。

Ciscoは足元の決算でAI関連需要への依存を強めており、2025年度第3四半期の売上高は158億4,000万ドルと前年同期比12%増加した。この伸びを支えたのが年初来で53億ドルに達したAIインフラ関連の受注だ。この結果を受けてCiscoは、通期のAIインフラ収益目標を従来の30億ドルから40億ドルへと引き上げている。ネットワーキング関連の受注は50%超、データセンター向けスイッチング関連の受注は40%超それぞれ伸びており、次の四半期決算の発表は8月19日前後になる見通しだ。

Bitrue Lists Cisco and Marvell Stock Perpetuals Ahead of Earnings
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Marvellが賭けるデータセンター事業

MarvellもCiscoと似た形でAI主導の成長ストーリーを株価の裏付けとしている。マット・マーフィーCEOは、AWSのTrainiumやMicrosoftのMaia向けカスタムシリコン、次世代の1.6T光ネットワーキングチップなどによって支えられる「例外的なAI受注」を理由に、2027・2028会計年度の見通しを引き上げた。データセンター事業は今やMarvell全体の売上構成の74%を占めるまでになっており、今四半期のガイダンスは前年同期比でおよそ35%の増収を織り込んでいる。

暗号資産取引所の株式進出が加速

今回の上場は、暗号資産ネイティブなプラットフォームを離れることなく個別株にレバレッジをかけたエクスポージャーを取れるようにする、という取引所側の広がりつつある潮流に沿ったものだ。Bitrueはこれまでも同様のアプローチを大型株に対して取ってきており、Apple、Microsoft、Amazonを対象としたレバレッジトークンなどの実績がある。どのパーペチュアル先物商品にも言えることだが、CSCOUSDTとMRVLUSDTのポジションにはファンディングレートとレバレッジに伴う清算リスクが伴い、トレーダーは決算を巡って原資産の株式が受けるのと同じボラティリティにさらされることになる。

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