LBankがTUTトークンを対象に「トークン・スプラッシュ」キャンペーンを開始した。入金と取引のタスクを段階的にクリアすることで、ユーザーは合計1万USDTの賞金プールを分け合える仕組みだ。具体的には、50USDTを入金し現物市場でTUTを50USDT分取引したユーザーには一律5USDTが付与される。一方、500USDT以上をTUTで取引したユーザーは、対象者間で分配される5,000USDTのより大きなプールに参加できる。さらに、友人を招待して新規ユーザーを獲得した場合に報酬を得られる第3のトラックも用意されている。
今回のキャンペーンは、LBankが新規トークンや積極的にプロモーションしたいトークンに対してこれまでも繰り返し使ってきた形式を踏襲している。参入障壁の低い報酬で初回入金を促しつつ、取引量に応じて大口トレーダーほど多くを受け取れるプールを組み合わせ、さらに紹介プログラムで既存ユーザー基盤の外へリーチを広げるという構成だ。
並行して走る複数のインセンティブ施策の一つ
TUTのトークン・スプラッシュは、LBankが展開する他のプロモーションと並行して実施されている。より幅広い銘柄を対象とし、賞金総額10万USDTを掲げるグリッド取引コンペもその一つだ。
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複数のインセンティブキャンペーンを同時に走らせる手法は、大手取引所を相手に取引量や預かり資産のシェアを競う中堅取引所にとってよく見られる戦術で、それぞれのキャンペーンが異なるタイプのユーザー行動を狙っている。TUTの場合は流動性の低い新興トークンの現物取引を、グリッド取引コンペではより幅広い銘柄を対象とした自動売買戦略を、それぞれ喚起する狙いがある。
TUTに限って言えば、こうした取引所主導のボリューム施策は、トークンの短期的な取引動向に無視できない影響を与えることがある。小型銘柄のリテール取引量の多くは、有機的な需要というより、その時点で稼働中のプロモーションキャンペーンに沿って動く傾向があるためだ。
留意すべき条件
一律5USDTの報酬を得るには、50USDT以上の入金と、TUTでの50USDT分の現物取引の両方を満たす必要がある。つまり、入金だけで取引をしなかった場合や、取引はしても入金基準を満たさなかった場合は対象外となる。LBankはキャンペーンの終了日や、5,000USDTのボリューム連動プールを分け合える参加者の上限数については明らかにしていない。