LBankは、賞金総額10万USDTのグリッド取引コンペティションを開始した。自動化されたグリッド取引ツールへの利用を呼び込む狙いで、同取引所が最近力を入れている施策の一つだ。

今回のプロモーションは大きく二部構成となっている。新規ユーザーがグリッド取引で累計200USDT以上の出来高を達成すると、20USDT分のグリッド損失補填クーポンを獲得できる。ただしこの特典は先着1,000人までに限られる。これとは別に、段階的な出来高目標を達成した参加者に報酬を与えるトレーディングチャレンジ枠も設けられており、同じ賞金プールから支払われる。

LBank Launches Grid Trading Competition With 100,000 USDT Prize Pool
Image via @LBank_Exchange on X

グリッド取引が提供するもの

グリッド取引ツールは、あらかじめ設定した価格レンジ内で買い注文と売り注文を自動的に配置し、トレーダーが一つひとつの売買タイミングを手動で計らなくても、日常的な値動きの上下から利益を狙える仕組みだ。強いトレンドが出ている相場よりも、方向感の乏しいレンジ相場や荒れた値動きの局面で特に効果を発揮しやすい戦略とされる。この機能を新規ユーザー限定の損失補填クーポンと組み合わせることで、LBankは今回のコンペを単なる報酬キャンペーンというより、自動売買商品へのオンボーディング施策として位置付けている。

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参加条件

参加には、グリッド取引機能を有効化したLBankのアクティブアカウントが必要だ。報酬は単発の取引ではなく、コンペ期間中の累計出来高をもとに算出されるため、大口の一発勝負でなくても、小口の取引をこつこつ積み重ねることで段階的な報酬の対象になり得る。取引所が主催するコンペにありがちな仕組み同様、損失補填クーポンは限られた想定元本の範囲で下落分の一部を相殺するだけで、利益を保証するものではない。その閾値を超えた部分については、グリッドポジションに通常通りの市場リスクが及ぶ点に変わりはない。

ユーザー還元施策の一環

今回のグリッド取引コンペは、LBankが今年繰り返し採用してきたパターンに沿ったものだ。新旧の取引機能を期間限定の賞金プールと組み合わせ、特定商品への出来高を呼び込む手法である。同取引所はここ数カ月、個別トークンのキャンペーンに紐づいた同様の構造的なプロモーションを展開しており、入金・取引の一定水準を条件にすることで、ライトユーザーをより活発なトレーダーへと転換させようとしている。