Bitrueが8月14日、2つのトークンを対象とした無期限先物取引を開始した。分散型AI推論ネットワークのネイティブトークンであるNESAと、MOMOTAの2銘柄で、いずれも取引所の先物プラットフォーム上で最大20倍のレバレッジが提供される。MOMOTA/USDTペアの取引は12:00 UTCに開始され、NESA/USDTペアもその直後に続いた。
Bitrueは数時間前からNESAの上場を予告しており、AI推論——訓練済みのAIモデルを実行して出力を生成する計算処理——における検証可能性、プライバシー、そしてオープンなアクセス性を重視するプロジェクトとして紹介していた。
NESAが目指すもの
プロジェクト自身のドキュメントによれば、Nesaは分散型AIのために一から設計された、プライバシー重視のレイヤー1ブロックチェーンだという。メインネットは2026年5月9日にローンチし、ジェネシス時点で10億枚のNESトークンが発行された。6月24日にはBinance Alphaにも採用されている。ネットワーク上では、AI推論クエリの支払いをステーブルコインで行うと、プロトコルが自動的にNESに変換して決済する仕組みになっており、同トークンはバリデーターおよびマイナーのステーキングを通じてネットワークのセキュリティを支えるほか、ガバナンス権も担う。創業チームには、ハーバード・クリプト&Web3ラボのディレクターであり、元ハーバード・ビジネス・スクール教授のマルコ・ディ・マッジオ氏も名を連ねており、通常の新規先物上場銘柄と比べると学術的な裏付けの厚さが際立つ。
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ありふれた上場サイクルの一幕
これに対し、MOMOTAの上場については公開されている情報がかなり少ない。取引所がほぼ毎週のペースで新規無期限契約を追加し、初動の取引高を取り込もうとする、目まぐるしいサイクルにありがちなパターンだ。Bitrueが両ペアを同日に、それぞれ即座に最大レバレッジを利用可能な形でローンチしたという判断は、流動性やボラティリティが落ち着く前に新規上場銘柄へのエクスポージャーを求めるトレーダーを呼び込もうとする、取引所側の定番の戦略を反映している。