Binanceが6銘柄の上場廃止を発表した。取引終了は2026年8月17日3時(UTC)の予定だ。対象となるのはAcross Protocol(ACX)、Hashflow(HFT)、PIVX(PIVX)、Vulcan Forged PYR(PYR)、Vanar(VANRY)、Viction(VIC)の6資産。
同取引所は、この決定が定期的なトークン審査プロセスに基づくものだと説明している。審査ではプロジェクトチームのコミットメント、開発活動、取引量と流動性、ネットワークの安定性、コミュニティの関与度、デューデリジェンス要請への対応度、非倫理的行為の有無、規制上の変化、トークノミクスや所有構造の変動といった要素が総合的に考慮される。
保有者が押さえておくべき主要日程
Binanceは段階的な縮小スケジュールを示している。まず6銘柄の「暗号資産の購入・売却」サポートが8月4日に終了し、続いて先物契約とPayサポートが8月7日に終了する。スポット取引自体は8月17日の打ち切りまで継続し、その翌日となる8月18日以降は新規入金の反映も停止される。
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一方、出金についてはより長い猶予期間が設けられ、2026年10月17日まで対応が続く。Binanceによれば、それまでに出金を済ませなかったユーザーの残高は、10月18日以降ステーブルコインへ自動的に変換される可能性があるという。
VANRYには自動スワップなし
Binanceは通知の中で一つの例外を挙げている。VANRYについてはトークンスワップの仲介を行わないという点だ。Vanarのトークンを保有するユーザーは、取引所に頼るのではなく、プロジェクト自身のポータルを通じて自力で移行手続きを行う必要がある。
上場廃止はBinanceのトークン審査プロセスにおける通常の一環とはいえ、通知期間を見逃せば保有者にとって不意打ちになりかねない。6銘柄のいずれかを保有するユーザーには、スポット取引終了までおよそ2週間、出金サポートが完全に打ち切られるまでは2カ月強の猶予しか残されていない。