Bitgetが、クロスチェーンルーティングプロトコルSquid Routerの新トークンQUIDを、自社の2つのプロモーション企画に追加した。キャンディボムではQUIDを取引することで12万USDTの報酬プールを分け合うことができ、PoolXではXAUTとQUIDをロックすることでQUIDのエアドロップ対象になる。
今回の上場は、QUID自体のデビューからわずか数日というタイミングで行われた。100を超えるブロックチェーン間で1回のトランザクションによる価値の橋渡しを行うSquid Routerは、2023年1月のメインネット稼働以来、約400万件の取引で60億ドル超を処理してきた実績を持つ。同プロトコルは2026年6月下旬、完全希薄化後評価額4500万ドルでQUIDの公開セールを実施し、LegionとKrakenの両プラットフォームで行われたこのセールは11.8倍の応募超過となり、78カ国3535人の参加者から2650万ドルの応募が集まった。QUIDはその後8月4日にBinance Alphaでデビューし、翌日にはBitgetのキャンディボムとPoolXへの追加が続いた。
Squid Routerが担う役割
Squidのクロスチェーンルーティング基盤は、MetaMask、Ripple、Ledger、Brave、Keplrといったウォレットやプラットフォームを含む1000以上の統合アプリケーションに組み込まれており、ユーザーは複数のブリッジ取引を手作業でこなすことなくチェーン間で資産を移動できる。BaseチェーンでERC-20として発行されたQUIDはこのプロトコルのネイティブトークンとして機能し、ステーキング、ガバナンス、プレミアム機能へのアクセスを中心とした用途を持つ。
上場後の流動性づくりに使われる取引所企画
キャンディボムとPoolXは、Bitgetが新規上場トークンへの取引ボリュームやステーキング活動を呼び込むために繰り返し使ってきた定番のプロモーション形式だ。今回、Bitgetが自社のトークン化ゴールド商品であるXAUTとQUIDをPoolXのロックアップ型プールで組み合わせたことで、ボラティリティの低い既存資産の保有者は、公開市場で直接QUIDを買わなくてもエアドロップへの参加権を得られる仕組みになっている。