BitMine Immersion Technologiesが直近1週間でさらに7,391ETHを取得し、イーサリアム保有総量を581万枚まで積み増した。これはETHの全供給量1億2,070万枚のうち約4.8%にあたる。同社はこのうち5,067,309枚、保有総量の約87%をステーキングしており、ステーキング済みポジションが初めて500万ETHの大台を超えた。

BitMine自身の発表によれば、このETHポジションは現在価格で約112億ドル相当に上る。これに現金・市場性証券1億400万ドル、さらにBeast IndustriesおよびEightcoへのベンチャー投資分を加えると、同社の暗号資産・現金の保有総額は116億ドルに達するという。

BitMine's Staked ETH Tops 5 Million After Adding 7,391 More
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週次の買い増しが目標達成に近づく

今回の購入も、2025年6月30日以来BitMineが続けてきた「毎週欠かさずETHを買い増す」という一連の動きの一部だ。同社は自らの蓄積目標を「アルケミー・オブ・5%」、すなわちETH全供給量の5%取得と表現しており、今回の追加により、約14カ月にわたる着実な買い増しを経てその目標の96%まで到達したことになる。このペースは、一部のビットコイン財務会社が今年になって保有方針を急速に転換させているのとは対照的だ。

主役はステーキングインフラ

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BitMineは単にETHを保有するだけでなく、「MAVAN」と呼ばれるステーキングインフラを自前で構築している。同社の試算では、フル稼働時には年間2億9,400万ドルの報酬を生み出せる見込みだという。この点は投資判断において軽視できない要素であり、保有量の87%がステーキングされている以上、BitMineはETHポジションを受け身の財務資産としてではなく、収益を生み出す一つの事業ラインとして扱っていると言える。

同社は自社株買いも進めており、40億ドル規模のプログラムのもと2026年7月以降で1,910万株を取得済みだ。原資産の蓄積を続けながら自社株にも資金を投じるという二重戦略を取っている格好で、今年に入って一部の暗号資産財務会社が保有資産に対して逆の動きを見せているのとは対照的でもある。

ETH供給量5%という目標が96%まで達成された今、今後さらに興味深い論点となりそうなのは、実際にその水準へ到達した後にBitMineがどう動くかだ。毎週の買い増しを続けるのか、ペースを落とすのか、それともすでに築いたポジションから得られる利回りの最適化へと軸足を完全に移すのか、注目される。