初期のビットコイン投資家でFantomエコシステムの支援者としても知られるハリー・チュンタック・イエ氏が、パラグアイの首都アスンシオンにある高級マンションから転落し、金曜早朝に死亡しているのが見つかった。現地時間8月9日午前4時30分ごろ、警察に119番通報が入り、駆けつけた警察官がジェイド・パーク・コンプレックスの建物の下でイエ氏の遺体を発見した。
イエ氏は2013年からビットコインに投資しており、20億ドル超のデジタル資産投資を統括していたとされるクォンタム・フィンテック・グループを創業した人物だ。ほかにもLIF3やL3リザーブを設立しており、Fantomエコシステム内ではTomb Financeをはじめとする複数のDeFiプロジェクトを支援してきた。
捜査当局がこれまでに明らかにしていること
IBTimes UKの報道によると、当局は死因をまだ特定しておらず、事故、自殺、事件性のいずれの可能性も排除せず捜査を続けているという。警察は建物の27階と30階の部屋を調べており、30階の部屋はドアが開いた状態で室内も荒れていたと報じられている。27階に住んでいたイエ氏のパートナーは、当局に対し何が起きたか分からないと話しているという。現時点で第三者の関与を示す公式な発表はなく、検視および科学捜査の結果はまだ出ていない。
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Fantom初期のDeFi拡大を支えた一人
イエ氏は暗号資産投資家になる前、エンジニアリングとテクノロジー、金融の分野を横断するキャリアを積んでいた。Tomb Financeへの支援は、Fantomエコシステムの成長期にDeFiアプリケーションの構築を後押しした初期の投資家層の一人として、同氏を位置づけるものであり、クォンタム・フィンテック・グループを通じた幅広い活動とも重なる。
暗号資産業界では、これまでも著名な初期プレイヤーが突然の、あるいは原因の分からない死を遂げるケースがたびたびあり、そのたびに、まだ若く時に激動を伴うこの業界で高い知名度を持つことに伴うリスクへ、改めて関心が向けられてきた。
パラグアイ当局は捜査終了の見通しをまだ示していない。この記事は現時点で公式に確認されている内容のみを反映したものであり、当局がさらなる情報を公表し次第、更新される予定だ。