Justin Sun氏は、BinanceがHTXを含む11のプラットフォームとの取引を制限すると発表した後、Binanceと直接やり取りしたと述べた。Wu Blockchainによれば、Binance側はこの制限が英国とEUに拠点を置くユーザーのみを対象にしていると説明したという。Sun氏はさらに、HTXはそもそもこの2地域では事業を展開していないと付け加えた。

2026年8月7日から23日にかけて実施されるこの制限は、The Blockによれば、Rapira、Aifory Pro、ABCeX、WhiteBird、NoOnecrypto、Tradex、Monease、BitPapa、Exnode/Exnode Pay、EXMOも対象に含む。今回の措置は、2026年7月に採択されたEUのロシア制裁第21弾パッケージに端を発しており、同パッケージはHuobi Global SAという法人名でHTXをEXMOなど他のプラットフォームとともに指定し、制裁回避やマネーロンダリングの取り締まりの一環と位置づけている。

Justin Sun Says Binance's HTX Restrictions Only Hit UK, EU Users
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Sun氏の説明とBinance自身の通知にずれ

Sun氏は制限を英国・EU限定と説明しているが、Binance自身が公表した通知の文言にはそうした地理的な限定は見当たらない。HTX創業者が伝える影響の範囲と、Binanceが実際に公表した内容との間にあるこの食い違いにより、両地域以外のHTXユーザーにとっては、8月23日の期限を過ぎた後に自分の送金が影響を受けるのかどうか、依然として曖昧さが残る。

英国規制当局との摩擦は今回が初めてではない

英国の金融行動監視機構(FCA)は以前からHTXを直接調査対象としてきた経緯がある。同機構は、HTXが2023年に英国から460万件のアクセスを集め、英国からアクセスされた仮想資産事業者の中で6番目に多かったと指摘しており、規制当局が提訴して初めてHTXが英国での新規登録を制限したことも明らかにしている。Sun氏によれば、HTXは現在、今回の制限の背景にある問題をめぐって英国・EU両当局と和解交渉を進めているという。

ロシア関連プラットフォームへの制裁圧力の広がり

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HTXがEUの制裁リストに加えられたのは、その約2カ月前に英国で同様の指定を受けたのに続く動きだ。Binanceが同取引所との送金を遮断する判断を下したことは、対象企業が制裁リストに指定されると、不服申し立ての結果を待たずに主要プラットフォームが素早くコンプライアンス対応に動く実態を映し出している。HTXにとっては、地理的な制限の範囲が最終的にどう決着するかにかかわらず、Binanceの送金制限が実際に流動性の低下という形ですでに影響を及ぼし始めている。