KuCoinが、サードパーティの自動売買プラットフォームTV-Hubとの連携を有効化した。ユーザーはTradingView上で組んだ戦略を、KuCoinのスポットおよび先物口座に直接接続できるようになる。チャート上のシグナルやアラートを、手動で一件ずつ発注することなく、そのまま実際の注文に変換する仕組みだ。
今回の連携でできること
KuCoinによると、機能にはTradingViewアラートの自動執行に加え、利益確定・損切りツールの組み込み、そしてドルコスト平均法(DCA)の自動化が含まれる。TradingViewのチャート機能で戦略を組み立てながらも、取引所側での手動注文入力は避けたいというトレーダー層をターゲットにした機能群だ。
TV-Hubは、TradingViewのアラート通知を取引所APIの注文に変換するWebhookベースのミドルウェアとして動作しており、すでに複数の大手取引所で自動化をサポートしている実績がある。KuCoinにとって今回の正式な連携は、独自にWebhookインフラを構築・保守する手間をかけずに、ユーザーへ戦略自動化への近道を提供する形になる。
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自動化トレンドの広がりの一環
今回の動きは、アクティブトレーダーの獲得を競う暗号資産取引所の間で広がるパターンにも合致する。シグナル生成から実際の発注までのギャップを縮める自動化ツールを、自前で開発するかパートナー提携で取り込むかという競争だ。アラートから注文までを結ぶ標準化されたパイプラインを対応させる取引所が増えるにつれ、TV-Hubのようなツールは、チャート分析はTradingViewで行いながら複数の取引所をまたいで執行するリテールトレーダーにとって、共通の橋渡し役として定着しつつある。